二十歳の頃、漠然と空を飛ぶのが夢だったころが有る。
空港とかプロペラに興味津々でね、どうにかそんな仕事に就けないかと真剣に考えたことが有る。
結果、お国の元で空を飛ぶのが1番と考え、1次方程式も出来ない俺は警察の航空隊を目指し、真駒内の警察学校で試験を受けたことが有る。
結果はわかりきっていたが、一応挑戦はした。
仕事が無くなり、時間が出来ると決まって小樽の海に出かける事が多かった。
なぜそこに向かっていたのかは、わからないけど、いつも決まっていた。
ふと空を見上げると、一機の飛行船が空を飛んでいた。
その時に書いたブログがコチラだ。
その飛行船のクルーである秋山さんと、まさか2023年の今日も連絡を取り合うとは思ってもいなかっただろう。
そう、Facebookで誕生日のメッセージと共にコンタクトを取り、今回も写真を送ってくれた。
おぉぉ、当店自慢のスーパードライ!(マルエフに変えるけど…)
飛行船、夢が有るなぁ。。
キャビンは結構狭いんだよね。
秋山さん、元気そうで何よりです。
さて、ワタクシの空の夢といえば
飛ぶ寸前まで行ったんだよ。
空を飛ぶ方法っていっぱいあってね、俺が先ず出会ったのがモーターパラグライダーだった。
グライダー(パラシュートの部分)を操り、もう飛べるという所の訓練も終わり、来週はエンジンを背負って飛ぶよ。
そんな時に、他の海辺で高齢者の操るグライダーの墜落事故が起きた。
アマチュア空系の事故はだいたい即死である。
ビビッて辞めた。www
いまでも、訓練をしてくれた先輩が店に立ち寄ってくれて、飛ぶならエンジン二基とグライダー三セット、ついでに車もあげるからいつでも言ってくれと言われる。
しかし、3歳半の可愛い愛息子の顔が浮かぶと、どうしても空をとべない俺がいるんだな。
月日が経ち、また面白いものを見つけた。
いま住む隣町に面白いおっちゃんがいて、おっちゃんは飛行機をDIYし、趣味で飛ばしているというのだ。
やばい。東京にはやばい人がいるw
興味深すぎて、会いに行った。
DIY飛行機も見せてもらって、大満足。
GOTAくんも、私たちのクラブチームに入って飛んだらいい。
有難きお言葉。
しかし、チラつく愛息子の笑顔。
飛べない。落ちたくない。
とにかく、落ちる恐怖が払拭できん!!
というわけだ。
で、諦めていた頃、そうだ、正規に飛行機の免許を取るか。
そう考えたが、俺もう44歳。老後を考えて来世に託しました。
来世は宇宙船が良いなぁ。