キャンピングカー購入計画と俺物語 | ブーティの裏

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フォトグラファーをする傍ら、Funnyな神さまの導きにより2014年から「狛江で1番入りづらいバー、ゴータバー」という飲食店を経営させて頂いております。2023年法人化し㈱ゴータバー設立。学歴が小学生程度しか無いため誤字脱字多めのニンゲンのエッセイ。

俺の性格は面白い。

毎日コロコロ変わる。
 
昨日マルと言っていた事は、簡単に翌日バツになる。
 
一昨日、焼肉がいいと言っていたのに今日にはスパゲッティが良いと言っている。
 
なので、その変化もこのメモブログに残しておこう。そしてキャンピングカー計画や車中泊の事などは、その類のテーマにまとめて書くことにする。せっかくテーマ機能があるんだから使わないとね。
 
って、テーマ機能を開いてみたら20テーマくらいあった。面白い俺の性格。
 
旗先ずはキャンピングカー購入計画の事。
一番最初に考えていたキャンパー購入計画はこれだ。

そう、牽引トレーラー
するとなると、トレーラーを引っ張る車も購入という訳だ。
 
同時にに800万円以上の借金を抱えることになる。
しかし、これを本気でやろうとしていたのだから怖い。
この計画は、引っ張る車が高額な事と、盗難率が物凄く高い事、そして何より東京でトレーラーを引っ張って走る道幅も無い
なので却下。
 
次はコレ。キャブコン。
 

俗に「キャブコン」と呼ばれるザ・キャンピングカーだ。
コレには長い事ハマった。ハマったとは僕の中でとんでもない勢いで調べ尽くす事にあった。それもそれに関わる全てのことにおいてだ。
 
で、コレも諦めた。
なぜか。
●先ず1つに中古相場の値段が高すぎる。
 
ベースの車両で言えば30万円の価値しかない物がちょっとキャンピングカー使用になっただけで150万円まで値段が急上昇。
馬鹿臭い。
 
原因としては、中古市場の玉数が少ないのに需要が高い(風の風潮)事にある。
 
中古の10年落ちキャンピングカーが500万とかザラだ。
本質的な価値で言えば、だいぶんと「群衆の意識」という値段が乗っかっているだろう。
 
●2つ目に、キャンピングカーに住む訳じゃないので、使わない装備が多すぎる。
泊まっても2泊、多くて3泊でしょうね。そして本州であれば、水場やトイレがない場所に泊まる確率も1年に対して2%くらいであろう。
 
バンクベットと言われる運転席と助手席の真上に仮装されたベットなのだが、こちらもほとんど物置になるらしい。
 
●災害時の避難場所としても、我が家はもう1台カローラフィールダーが有るので、それもシェルターとなって場合問題なく電源と暖の確保はできてしまうであろう。しかも寝れるし(1人まで)
となればだ。
キャンピングカー作るぞー。
そしてベース車両を探した結果コイツが浮上した

日産なんだけど、じつはコイツの中身は「いすゞ自動車」。
コイツでキャンピングカーをDIYすれば良いんだと考えたが、元、石原都知事が編み出したディーゼルエンジンの規制にひっかかり、だめ。
 
色々考えた…
 
これだ!マイクロバスを使ったバスコン!
 
 

やっぱりキャンピングカーのオーナーが最後にたどり着く聖地、「バスコン」だ!
 
超ショートのマイクロバスを改造してやれば東京の駐車場にも止められるし、何より広い!!
 
 
これを諦めたのには2点の問題があった
●とにかく超ショートのマイクロバスは売っていないのと、あってもアホみたいに高額。しかもディーゼルエンジン。
 
 
これをみた、我が弟(自動車関連会社社長)が、ひとこと「これならハイエースでよくね?」
 
た…確かに…。
 
そして考え付いたのがこれ
ハイエースコミューター。
 
 
ハイエースコミューターという旅客事業等に使われる15人乗りだ。
僕は2年前に一発試験にて普通免許の限定解除をしているので、29人乗りまで運転できることからそれを活かしてコイツでキャンピングカーを自作しよう。
 
そして、これを50%諦めかけている。
なぜなら、これらの車は商用に作られているために非常に乗り心地が悪いのと、ロードノイズがうるさすぎて、隣同士の会話もままならない、そして何よりバランスが悪くてスピードに乗ってしまえば問題はないがそれ以外は車体がボヨンボヨンするらしい。
そして燃費は6キロ/1ℓ
 
 
ここまでが約半年かかって集めた情報だ。そしてハイエースやイスズのトラックには、過去に乗っていたことがあるので、1.5tクラスのトラックの遠乗りがどれだけなモノかも知っているつもりだ。
 
 キャブコンにしろバスコンにしろハイエースにしろ何にしろ、旅において絶対的に使うものと、あったら良いなを確実に分けて、いらないものを削いで行く。
 
あったら良いなは、無くても良いな
 
その言葉を元に、
・トイレは外のトイレを使おう。
・食事はカセットガスと水タンクを利用。
・小さなポータブル冷蔵庫があれば良いやん
・川の字になってねれば良いやん
そして現在、それらの情報をもとに最終的?にたどり着いたのがまさかの↓
 

ダッジ ラムバンだった…
 
え?
 
なんで?
 
最終型でも2003年式が一番新しいものになるこの車を2020年の今に買う意味は??
 
先ずは悪いところ
●壊れる
●維持費が高い
●デカイ
●致命的なのだが左側に家族が乗り入れするドアが無い
●燃費が悪すぎる
●ハンドルが左側のみ
●2WD
というのがあげられる。
 
しかしだ、この車のことを調べれば調べるほど、悪くいう人がいない事に気がついた。むしろ経済的だとも書いている。
 
んな訳ない。
 
しかしさらに深掘りしてみると、
●壊れる(壊れるけど作りが単純なためにすぐ治るのと、中古部品が案外出回っている。壊れる事もDIY精神をくすぐる!しかし、あまり壊れると言った事例はそんなに多く無い…どころかそんなこわれないよー。とのオーナーの声もあったりする。)
●維持費(構造変更等を考慮して陸運局に届ければ、総維持費はまさかのカローラフィールダーよりも安い)
●デカイ(ショーティーやミディアムボディであれば都内でもそんなに取り回しに困ったことはない)
●左側に家族が乗り入れするドアが無い(アホみたく広いので運転席から乗り込むことが可能(笑))
●燃費が悪い(悪いと言っても6キロ。その辺のキャンピングカーで6〜8キロの燃費は標準であるし、そしてレギュラーガソリンでOKなのと、まさかの120リットル燃料タンク!※紀伊半島一周を無給油で回れる)
●左ハンドル(中型トラックよりも視点が高い故に、交差点右折時も問題なしあとはミラーやモニターで確認)
 
 
なにこれ。
いいじゃーん。
 
 
で、弟(車屋社長)に電話して、ダッジのラムバン 欲しいんだけどさ…と言うと、あ、良いんじゃ無い?
 
だって。
 
大概の車のことを聞くと、あぁ〜、あれはアソコが壊れやすくてねぇ。やめたほうがいいよ。とか言う弟が、
 
「いいんじゃない?」
 
「エンジンルームに手が入るしー。」
 
「部品あるしー」
 
「レギュラーガソリンだしー」
 
そーなんだ。
あ、そしてこの車の良いところを上げるとすれば
●とにかく乗り心地がいい
●1000キロ位なら疲れることなく運転できてしまう
●広い室内ゆえに荷物をキャリアに入れる事もなく全部室内収納ができる
●ダサかっこいい
●120リットルタンクの燃料から分岐してFFストーブをチョイスした場合、その燃料と太陽光発電により、1ヶ月以上車の中で暖をとることが出来る
●DIYの材料を運ぶことが出来る
●外装がボロボロでもカッコイイ
 
ってか、可愛いこのくるま。
 
 
ってなわけで、今日の有力候補はダッジラムバン となる訳だ。
 
これで生まれてくる息子と妻と、日本中を旅しようと思って、ただそれだけの道具に過ぎないんだけど、道具は大切である。
 

 
 
GOTA san