なんてったって、当店の強みは伝家の宝刀「手書きチラシ」を使った集客ですよ。
その名の通り、筆ペンで書いた汚いチラシを何千部と刷ってこのワタクシが手配りする。
それを1日に200~300枚ほど撒く様にしている
ここ5年くらいは、茶封筒に入れて「狛江で1番入りづらいバー」のスタンプを押して封をせず手配りで撒いていた。
それが大ヒット、物凄い集客を産み、今では常連様に、この店に初めて来たとき何を見てこの店を知ったの?と聞くと7割が「チラシ」と答える程になった。
今回の撒いたチラシを載せておこう
夕方までチラシを配り、5時半ころに家に戻ると妻がご飯をつくって3歳の息子と待っていてくれる。足が棒になるくらい歩いた私はそれで癒されながら、一日一食と決めた食事をゆっくりと始める。
気が向いたら皿を洗い、妻子が使い終わったぬるい風呂に60度の追い湯をしながら半身浴を一時間半ほどやって、夜9時頃にお店に顔を出して3時間ほどお客様のお話し相手を務めさせて頂く。(私だけがくっちゃべっている場合も多いが…)
20代後半の女性2名のお客様が二回目のご来店という事で、お話し相手をさせてもらった。なにやら前回は私がその子たちに占いをやって差し上げたらしく、胡散臭いからもう一度来てみたとの事だ。
お客様いわく、なぜ男はおごらないのか?
おごってくれたらかっこいいのに!
さて、ここでその子たちの周りの男性客も巻き込んで、リングのゴングが鳴らされた!
ちょうど二名の女性客の左隣にお一人で来店された40代前半男性客が2名ほどだったので、巻き添った。ちなみに男性客は二人ともペケが①だ。
女性客が言うに、先日、大学時代のバイト先の店長に誘われて酒を呑みに行ったらしい。店長といっても一歳年上、会計時にきっぱり割り勘されたらしい。
この事象には二つの意味が含まれると思う。
①店長は、自分が全部払いする事によって、もしかしたら下心があるのではないか、、との勘違いを避け、あくまでも貴女とはお友達という線上で居たい。
もしくは
②本当にお金が無く、日常から割り勘制度を導入している
これらに対し、女性からは、一件目は格好よくおごってよ!だそうな。
また、昔こういうこともあった。
女性3名、私含め男子2名で居酒屋へ行き、会計時に私が全部払おうと(私は古い人間なので感覚が全部払い※年下であれば)すると、その中の女性が「わたしだって、社会に出てしっかり働いているんだから、しっかり自分の飲んだ分は払わさせてください!」との意見に私はおどろいてしまった。
そうか…女性におごるという事は、もしかしたら「失礼」に当たる場合もあるのかもしれない。そんな感情が生まれた。
話しは戻り、隣の男性客はこう言った。
お会計時に女性よりお金を出そうとされたら、「頼むっ!ここは俺に格好つけさせてくれっ!」と言って、全払いさせて頂くそうだ。
これは女性側からしたら、「かわいい」と思うのか、「???」と思うのかは、それまでの脈略次第だが、そんな方法もあるのかと納得していた。
結果的に、男という生き物は平成2年生まれ頃までは、会計は男がするものとの認識があるみたいだ。
かくいう私も、いかにスマートに支払いを済ませるかの達人域まで来ている?と自負する。
話しの脈略にもよるが、相手が御不浄時に店員にスッとカードを渡す&サインする。これでよいではないか。
戻った女性から、半分払いますを言われたら、二件目払ってくれればいいよと促す。払わせないが。一件目で終わりであれば、次回払ってくれればいいよ、と、暗黙の二回目の約束を取り付ける。
どこか、逃げ道を用意してあげる事で相手は納得するのだ。納得させないとモヤモヤが残り、それが、「下心があるのではないか?」という疑問に化けるのである。
そして下心もスマートに出す方法は今研究中だ。
世の男性若人よ、女性に好かれようではないか。
われら男民族は、女民族に仕えているのだから。
くだらない話をここまで読んでくれてあるがとうございますw
PSワタクシは、こんなこと言っておきながら、女性におごってもらったことは数万とあります
GOTA