昔から気になっていたULP(ウルトラライトプレーン)※超軽量動力機 ものすごく簡単に言うと免許のいらない軽飛行機。
それらに興味があって手にした本
このムック本にドキドキさせられ、この機体と藤田さんに会いたいと思い、Facebookで連絡を取り本日お会いすることができました。
向かったのは埼玉県の熊谷は荒川の河川敷、大里飛行場。
飛行場と言っても芝を皆で刈ったりして掘り起こされるモグラの穴を埋めながら整備し、約300メートルの滑走路を熊谷フライングクラブという団体が使っているのである。
そこにこの機体があった
こちらの機体は藤田さんの手作り。
お金を出せばなんでも買えるこの世の中に僕はずっと疑問を持ち続けている中、アルミのロール鉄板から部材を切り出して作る!この精神に僕は夢中になった。
さて今日は1/2と言うこともあり新年のフライト始めのお清めの儀からのスタートになった。
フライングクラブの事務所と言うべきかアジトと言うべきか、古いもの好きな僕にとってドキドキする様な古いバス。アンテナも気になるけどね。
さて中は
会長さんの先導で空の神様に御祈祷。
バスの後部には畳が敷かれ、リアウィンドゥに神様が祀られている。多分龍神様ではないかな。川も近いし龍は空を飛ぶし。この辺りの儀式は僕の大好物と言うか神様好きな宗教嫌いな僕にとってものすごく気持ちの良い時間
その次は滑走路の四隅に紙垂を刺し、日本酒を撒き手を合わせる。
人は、命をかけて何かを体験する時、いや、し続けていると時に何か大いなる存在に気がつくことがある。
それは作られたアスファルトの上で暮らしていれば忘れられるようなもので。
その大いなる存在に守られているのだ。守られているに違いない。この感覚ってこれから先の日本に大事な事になるんだと僕は感じるんだなぁ。
もしかしたら大里飛行場に住む龍神様にお呼ばれしていただいたのかもしれない。ありがたや。
さて話は戻して、藤田さんの暖機運転からのテイクオフとナイスランディングをどうぞ
飛行機を格納するトレーラーもDIYだそうな。