タバコの箱サイズで有りながら、異常に綺麗に音を録れる機械を買った。
¥17,000の品物だったが、メルカリで¥7,000だったから即買いした。
なぜ僕はこんなものを買ったのか。それには深い訳がある。
仕事で、眼から入ってくる情報をデジタルデータに残す仕事をしばらくやってきて思ったことがある。
環境音って凄く想像を膨らませるって事。
例えるならば、小説の様に環境音が脳内に自分だけの世界を構築する。
それがものすごく面白い。
そして、いま僕は子供が生まれようとしているんだけど、生まれる前の妻との会話や車の中での会話を録音して、クラウドデータに残す為だ。
実験してわかった事なんだけど、凄く面白い。案外面白い会話しているし、鳥の鳴き声や自転車の走る音が想像を膨らませてくれて、眼から入る情報よりも面白い。
そこで、息子が無事に生まれる瞬間、録音しようとおもう。オギャーとなく音を録音して、そして普段の赤子の笑い声を録音して、それを宝物にしようとおもうんだ。
現に、僕たち夫婦で共有しているファイルに名前を付けて「ファミリーエフエムと呼び合っている」スマホでいつでも過去の音を聞ける様にしているんだ。
常に録音するのは無理だ。
しかし、動画撮影だと、どうしてもファイルが大きくなりがちだし、手が取られるし、マイクならテーブルに置いてスイッチオンで録音スタート。
そんな遊びを妻と毎日やっているんだ。
そして実の父親も、こうして僕たち兄弟の小さな頃の音を録り溜めていた。
そして大きくなった僕たち兄弟はそれを聞いて、想像力を豊かにしていったんだ。
音はおもしろい。
先日、スクエアエニックスの鈴木さんとお話しさせて頂いた。鈴木さんも音録マニアだそうな。なんでも音を録って、それを作曲に生かすこともあるとか無いとか。
その影響からこの機械を買ってしまった。是非、スマホでもいいから録ってみてください。